ジャーロから生まれた本『最後のあいさつ』阿津川 辰海著 のご紹介

『最後のあいさつ』
阿津川 辰海

あらすじ

30年前の国民的刑事ドラマ『左右田警部補』。最終回目前に、主演俳優・雪宗衛が妻殺しの容疑で逮捕され、打ち切りとなる。「日本で最も有名な刑事」の逮捕劇に日本中が熱狂する中、雪宗は緊急記者会見を開き、役柄さながらに真犯人の正体を暴く“推理”を披露する。雪宗は無罪を勝ち取るも、世間の目は厳しく疑惑は完全には晴れなかった。そして現在、同様の手口の殺人事件が起こり、ノンフィクション作家の風見は、雪宗の真実を追って関係者の取材を開始する。放送されなかった幻の最終回「最後のあいさつ」に隠された秘密とは?

書誌情報

発売日
2025年8月20日
価格
定価1,980円(税込み)
ISBN
978-4-334-10745-1
カテゴリ
フィクション、文芸
判型
四六判