ジャーロから生まれた本『日本の犯罪小説』杉江 松恋著 のご紹介

『日本の犯罪小説』
杉江 松恋

あらすじ

昭和の頃、小説の中の犯罪者は、固定観念を打ち砕く革命家のようでもあった。激しい怒りと、震えるような苛立ちが彼らを突き動かしていた。作家たちは、彼らに何を仮託していたのか。そして、社会の変化と成熟は、犯罪小説をどう変容させたのか。
大藪春彦、江戸川乱歩、松本清張、阿佐田哲也、池波正太郎、小池真理子、宮部みゆき……18人の作家の創作の秘密に、「犯罪」のキーワードから迫る、迫真の文芸評論。

書誌情報

発売日
2024年10月23日
価格
定価2,420円(税込み)
ISBN
978-4-334-10455-9
カテゴリ
ノンフィクション、評論
判型
四六判ソフト