『殺人鬼がもう一人』
若竹 七海
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殺人鬼がもう一人
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あらすじ
わたしの野望はただ一つ。定年まで勤め上げ、その間にたっぷりと貯金をし、年金をもらって憂いのない老後を送ることだけだ。
都心まで一時間半の寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘。20年ほど前に〈ハッピーデー・キラー〉と呼ばれた連続殺人事件があったきり、事件らしい事件もないのどかな町だ。それがどうしたことか二週間前に放火殺人が発生、空き巣被害の訴えも続いて、辛夷ヶ丘署はてんてこまい。そんななか町で一番の名家、箕作一族の最後の生き残り・箕作ハツエがひったくりにあうという町にとっての大事件が起き、生活安全課の捜査員・砂井三琴が捜査を命じられたのだが……。(「ゴブリンシャークの目」)
苦みのある読後感と短編ミステリーならではのツイストが堪能できる6編を収録。
書誌情報
- 発売日
- 2019年1月23日
- 価格
- 定価1,650円(税込み)
- ISBN
- 978-4-334-91261-1
- カテゴリ
- フィクション、文芸
- 判型
- 四六判ソフト